金を取る技術
「金を取る技術」(大村大次郎)という本を昨日ブックオフにて見つけたので
早速読んでみた。
元国税調査官が書いた本だ。
目次を読んだところでびっくりしました。
ちょっとあげてみます。
・「金をすぐに払ってくれる人」を見極める。
・貧乏人・弱者から徹底的に巻き上げる
・新参者や儲かっている業界を狙い撃ち
・取りすぎた金は返さない
・巧みなイメージ戦略で洗脳
これ、元国税調査官が書いた内容です。
税金をたくさん取ることができるひとが「仕事のできる人」ということになっているようです。
恐ろしい話ですね。
税金のことを勉強しないと確実に「カモ」にされてしまいます。
因みに本の中で「源泉徴収」について記述がありますが、
「源泉徴収」は主に「サラリーマン」が対象となるようですが、
結論から言うと、「サラリーマン」は自営業者のように、自分の有利な形で税金を調整できません。
決められた料率でざっくりと徴収され、返却の要求がなければ一切返却しないと。
そして、税金を天引きされているサラリーマン(確定申告など経験がないので)こそが一番の「カモ」ということになるようです。
自営業者、資産家などお金を持っている方は、税金を1円でも少なくしたいと日夜努力しているので、そして知識が豊富ですので、税調査官はあまり突っ込んだ調査をしないということです。
「取れるところから取る」
「情報弱者から取る」
ということでしょう。
「そんなの不公平だ!!」とか言う前に、税金の勉強します。はい。
そういえば、以前在籍していた会社も「国税」が入ったらしく
1000万円の「追徴課税」を言い渡されたそうです。