「なりわい」を考える
「田舎暮らし」で一番問題になるのは
「働き場所」だと思います。
つまり「現金収入」ですね。
公務員の方や、大手企業を退職されて手厚い年金、退職金などがある方もいるとおもいますが、私はそうではありません。
しっかりと、「継続可能」な「なりわい」を考えていきたいとおもいます。
田舎暮らしの予算計画としては
・家賃 0~20,000円前後
・食費 20,000円前後(段階的に自給をすすめていく。)
・携帯代 3,000円(ガラ携のかけ放題、出先でのネットはコンビニで。)
・ネット 4,000円前後(ADSL)
・ガソリン代 20,000円
基本的な固定費としては6万円~7万円程度になるかと。
これに税金、年金、保険金、車検代などなどが加算。
よって、一人暮らしであれば、10万円~15万円程度稼げれば良いかと。
「なりわい」候補
・労働力投入 バイト(週2か週3)
・ホームページの製作、パソコンの設定などの仕事。
・家具の製作(内装大工、家具製作の経験あり)
・しめ縄などの製作。(都市部では”藁縄”をほとんど見かけない?)
・観光地へ続く田舎のサービスエリアなどでの物販。
・里山などに自生する「植物の苗」などの販売。(ネット販売)
などなど
あげればいくらでもでてきます。
しかし形にするにはそれなりの努力が必要ですね。
ひとつひとつ評価、検証していきます。
ということでこの本を見つけ、「即買い」しました。
”今まで何してたんだ?”
「なりわい」を考えると現実を突きつけられます。
サラリーマンで何年もがんばってやってきたのですが、
「自立」という観点からみると「なんにもできないただの人」
ということになります。
サラリーマンの仕組み上、分業制になっていますので、
一人で世間に放り出されるとひとりではなにもできないことが良くわかります。
しかし、なんにもできないことを恥じる必要はないと思っています。
おそらく「みんなそう」だからです。
一流企業の方でも会社を飛び出したら「ただの人」。
役職者でそれなりの方でも、退職してしまったら相手にされません。
しかも人間関係が会社内のみで終始しているため、会社の肩書きを無くしたらほかに友人なんかいません。うちの父がその典型です。
そんな人生は悲しいと思うのです。
うちの父世代は給料もとても良く、私も何不自由なく生活させていただいて、たいへん感謝していますが。。
公務員はともかく、一流企業でも明日は見えない時代かとおもいます。
じゃなきゃ「東○」もあんなことにはならないと思います。
大量生産、大量消費時代にさよならして
自分らしく生きる道を探していきます。